9月4日(水)台風で今週工事中断 / 米軍、県の呼び出しを無視

(ゲート前)
台風がまた近づいてきた。時々強雨が襲う中、約40人で抗議を続けた。台風対策のためか、資材搬入は午前中2回のみ(127台)で終了した。台風のおかげで?今週はこれで工事はなし。差し入れのスイカを頬張って「来週からまたがんばろう」とシュプレヒコールを上げ解散した。

(大浦湾海上行動)
台風で天候不良のため海上行動は中止。埋め立て工事も台風対策に追われ中断したようだ。

(桟橋前抗議行動)
塩川桟橋の作業がないため安和に50人近くが集結し、ダンプが出入りするゲート前で終日抗議を続けた。GoGoドライブのメンバー13人も加わり、ダンプの運行を大幅に遅らせた。11時ごろからはなぜか土砂を積んできたダンプ約20台を引き返させ、桟橋内に積み置きしてある土砂を優先して運搬船に積み始めた。雨で土砂(実際は赤土)が海に流出するのを心配しての対応か。市民や沖縄県が防衛局に再三再四、赤土流出の防止対策をとるよう強く求めてきた結果とも言えそうだ。積み置きの土砂はこの日、すべて片づけられたもよう。136台が土砂を搬入した。台風のため陸も海も今週はこれで作業は中断される。

 

 

(その他)
先月27日、米軍のCH53Eヘリが沖縄の東海岸沖に窓枠を落下させた事件で、沖縄県の基地対策担当者が責任者の呼び出しを求めたが、米軍がこれに応ぜず、県が出向いて抗議する形となった。海兵隊の大佐は「県民に不安を与えたことはおわびする」と述べたものの、窓枠落下の原因や当時の状況についての詳しい説明はなし。沖縄県は同機の1週間の運用停止、原因究明などの対策を強く求めた。

窓枠落下事件に続き米海兵隊のヘリが4日、沖縄県にすでに返還された北部訓練場跡地に離着陸したことが目撃された。ヘリが着陸した地点は国立公園に指定された地域で2016年12月に沖縄県に返還されている。県の担当者は「返還跡地だと知らなかったでは済まされない。もし分かっていながら着陸したなら事前通知なしで不時着したことになり、問題だ」と指摘した。地元への通知はまったくなく、反発の声が上がるのは必至とみられる。

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