9月25日(水)工事再開 205台基地内に入る / オスプレイ墜落事故 被疑者不明で書類送検

(ゲート前)
台風で中断されていた建設工事が昨日から再び始まった。朝9時、生コン車40台あまりが列をなしてやってきた。見慣れた光景だ。ゲート前に座り込んだ市民25人は道を空けるようにと注意喚起する防衛局職員や機動隊員に向かい「違法工を今すぐやめろ」「民意無視の安倍政権に加担するな」などと声を上げた。5日間の休みで体力が余っている機動隊員に10分ほどで全員が排除されてしまった。基地内で土砂を運搬する空のダンプ数十台を含め、計205台が基地に入った。

(大浦湾海上行動)
台風で湾外に退避していた土砂運搬船が朝9時、大浦湾に姿を見せた。海上チームは抗議船1隻、カヌー14艇で運搬船の入湾を遅らせようとフロートにへばりついて抵抗した。海保に全員が拘束されるまで約2時間、入湾を遅らせた。

 

(桟橋前抗議行動)
作業はまったくなし。

(その他)
2016年12月、名護市安部の海岸で発生した米軍のオスプレイ墜落事故で、中城海上保安部は被疑者不詳のまま書類送検したことが明らかとなった。このままだと誰も責任が問われないまま終結することになる。
事故はオスプレイが空中給油訓練をしようとした際に、給油機のホースがオスプレイのプロペラに接触して破損、操縦不能となり墜落。安部の集落からわずか800mの地点だった。搭乗者5人のうち2人が負傷したが、米軍は氏名や所属などの公表を一切拒否。事故機の回収も日本の警察を寄せつけぬまま行われた。
不平等な日米地位協定によるもので、同じようなことがこれまで何度も繰り返されている。沖縄県の呼びかけで地位協定の改定が全国からも出ているが、安倍政権は真剣に向き合おうとしていない。米国に言われるままだ。

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