10月11日(金)座り込み抗議 5年で延べ10万人 / 台風の影響で土砂投入できず

(ゲート前)
座り込む市民は20人程、対する機動隊員は30人。非暴力で抗議するだけだが、この運動スタイルが支援者の共感を得て訪れてくる人は後を絶たない。2014年7月、ゲート前で抗議行動が始まって以来6年目を迎えたが、一日平均50人としてもすでに10万人近くが参加したことになる。日本国中に「辺野古」が広がり、国外からも多くのメディアや個人が訪れるようになった。参加者の数に波はあるが、自分たちの後ろには大勢の支援者がいると思えば、抗議の声に自然と力が入るというものだ。元気があるのは座り込む市民。排除する機動隊員が生気を失いつつあると見えるのは思い込みだろうか。この日もそんな雰囲気だった。207台が資材を搬入した。

(大浦湾海上行動)
台風の影響で土砂の積み下ろしができず、埋め立て作業は行われなかった。

(安和・塩川桟橋前抗議行動)
塩川での土砂搬入作業はなし。
安和桟橋では20人余りが終日、入り口前でデモ行進を続けた。土砂を積んだダンプが入るたびに「あなたたちの運ぶ赤土が大浦湾を壊している。もうやめましょう」「誇りあるほかの仕事をしてください」などと運転手に呼びかけた。土砂を積み込む船がないためか、桟橋構内の仮置き場に土砂を積み上げていた。市民団体は大雨が降った場合、赤土が海に流れ出る恐れがあることからブルーシートを被せるよう要請しているが、防衛局は一向に大雨対策をとろうとしない。

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