(ゲート前)
午前中、医療関係の組合員や東京からのグループも加わり、最大140人がゲート前で「違法工事をやめろ」「海を壊すな」と抗議の声を上げ続けた。約60人が座り込んで搬入車両の阻止を試みたが、機動隊に20分ほどで排除された。3回にわたり計152台の車両が基地内に資材を搬入した。
(大浦湾海上行動)
抗議船4隻、カヌー4艇で抗議行動を行った。K8護岸の造成工事ではクレーンで一度に10㌧の砕石が海に落とされ、その度ごとに波しぶきが舞い上がり、轟音が海に鳴り響いた。K9護岸では安和から船で運ばれてきた土砂を、ダンプが列をなして次々と埋め立て区域へ運んで行った。カヌー4艇がオイルフェンスを越えて現場に向かおうとしたため、海上保安官に一時拘束された。
(琉球セメント安和桟橋前)
暑い日差しの下、10人ほどで抗議を続けた。キャンプシュワブに資材を搬入するダンプ同様、ほとんどの車両がスペアタイヤを外している。重さ100キロほどのタイヤを外して、重量制限内で土砂を少しでも多く運ぼうということなのか。法令違反にはならないようだが、長距離運搬でパンクした際に問題にはならないのか。ここでの運搬距離はわずか数キロだが、キャンプシュワブに資材搬入するダンプはスペアタイヤなしに30キロ以上も走っている。