(ゲート前)
時々小雨が降る中、数十人で抗議を続けた。3度ゲート前に座り込んで3度機動隊に排除された。それでもくじけることなく開けられたゲートの前を何度もデモ行進した。244台の工事車両が基地内に入った。
(大浦湾海上行動)
抗議船2隻、カヌー6艇で抗議に出る。K8護岸の上部に鉄板約50枚を敷き詰めているのが確認された。土砂積み下ろし作業のための護岸の補強とみられる。船上から作業員に向かい、「海を壊すな」「違法工事に手を貸すな」と抗議を続けた。天候が悪化したため、抗議行動は午前中で終了した。
(琉球セメント安和桟橋前)
昨年来積み上げられていた桟橋内の土砂が、沖縄県が仮置き場として認めたことから運搬船へ運び込む作業が始まった。構内に待機していたダンプ6台でベルトコンベアーまでピストン輸送を繰り返した。これでは手も足も出せない。採石場から運び込まれる土砂とともにもにダブルで運搬船への積み込みが始まったわけだ。仮置き場が認められれば、運搬船の積載量に関係なく敷地内に土砂を常時ストックできることになる。土砂搬出に反対している仲宗根須磨子本部町議は、「県はなぜ、仮置き場を認めたのか。これでは塩川からの搬出が始まれば、人員をそちらに回し埋め立てが加速されてしまう」と批判した。この日、ダンプ700台分ぐらいの土砂が運搬船に積まれた。夕方4隻目の船が出港した。