(ゲート前)
朝9時、19人が工事用ゲート前で抗議の座り込み。ゲートを覆っていたグリーンネットが撤去されてゲート内が良く見える。その分、風通しがよくなって秋風が心地よい。
来週にでも国交大臣が承認撤回の取り消しを認め、工事が再開されるかもしれないという状況にマイクを持つ参加者の言葉に危機感が漂う。10時半、テントに50人が集まった。長年、反戦地主として活動してきた有銘政夫(ありめまさお)さんの話に耳を傾ける。サイパン島で玉砕を体験しながら生き延び、戦後は長年にわたり米軍に取り上げられた土地の返還を求めて闘ってきただけに話にリアリティがあり、聞く人を引きつけた。戦争はぜったい繰り返してはならないと思う。