(ゲート前)
なぜか資材搬入の車両はなし。韓国から若いふたつのグループがテントに訪れた。日韓ユースの35人と済州島からの小学生10人。日韓ユースの若者たちは「済州島と沖縄は歴史も弾圧された過去をもつことで似ている。わたしたちも応援するので、ぜひ頑張ってほしい」と激励のスピーチ。小学生たちは横笛を吹き、ダンスを踊ってくれた。テントが若者たちであふれ、いつもとは全く違う雰囲気となった。
元警察官の仙波敏郎(せんばとしろう)さんもテントを訪れ、警察や機動隊の実態を話してくれた。
現職の警察官でありながら警察の裏金作りを公表し、左遷や様々ないやがらせを受けながらも定年まで警察官を務めた気骨の人だ。
夜の講演会では「機動隊に暴力を受けたら、ひとつひとつ告発し警察に逃げ道を作らせないことだ。被害届けではなく告発することが大事」とアドバイス。巧妙な語り口に参加者は引き込まれ、質問が相次いだ。
(琉球セメント桟橋前)
小雨の中、ダンプの前をゆっくりと走る作戦と桟橋入り口前での抗議行動が相乗効果を発揮し、ダンプの出入りを大幅に遅らせることができた。午後は往来する一般車両に向かって辺野古埋め立て中止を訴えた。観光バスの中から高校生が手を振って応えてくれた。
(海上行動)
天候不順のため抗議行動は中止。