(ゲート前)
また韓国のグループが応援に来た。教授と大学院生たち20人余。辺野古新基地について熱心に
聞きまわり説明を受けていた。北朝鮮と米国が和平に向けて交渉しているさなか、東アジアの軍事的な関心が沖縄に向けられているということか。韓国の人たちの日本の平和運動への支援、連帯する思いには頭が下がる。
資材を積んだ車両が3回にわたり計306台ゲートに入った。ダンプが積んでいるのはほとんど護岸造成用のぐり石(造成の基礎に使う小さく砕いた岩石)だ。
(琉球セメント桟橋前)
朝7時半から土砂を積んだダンプが次々と桟橋に入っていく。抗議する我々はわずか15人ほど。それでも怖気づくことなく「違法な事はやめよう」「大浦湾を守りましょう」など声を上げながら入口前でデモ行進。福島から参加した男性は「福島と沖縄は根底でつながっている。沖縄の皆さんとともに国の横暴な政策に立ち向かっていきたい」と挨拶。この日、運搬船3隻分にあたるダンプ581台が土砂を搬入した。
(海上行動)
抗議船1隻、カヌー8艇で抗議に繰り出した。28日から新たに護岸N4の造成が始まった。ここを土砂積み下ろしの桟橋として使い、埋め立て工事を加速させるつもりだ。計画している護岸の先には小型サンゴの群体がある。政府は「サンゴへの影響はない」としているが、専門家は「海流が変化し、サンゴへの影響は明らかに出てくる」厳しく指摘している。