2月20日(水)カヌーチーム二手に分かれ安和と大浦湾で抗議  女性、機動隊に押され負傷

(ゲート前)
京都の福祉施設で働く若者4人や台湾からの参加者を含む25人が8時半から座り込む。日本語を学ぶ台湾のHさんは「私は日本語をよく理解できませんが、あなたたちを支持します。24日に良い結果が出ることを願っています」とメッセージを寄せてくれた。午前午後3回にわたり計376台の車両が資材搬入した。

 

(大浦湾海上行動)
抗議船1隻、カヌー7艇で終日抗議行動。N4護岸の造成工事がほぼ終了している様子が見て取れた。写真はN4護岸を行く車両。

 

(琉球セメント桟橋前)
土曜行動の日。琉球大学の学生ほか京都や神奈川からの参加者が目立った。いつもより多い約150人抗議者に機動隊がイラついたのか、強引に排除しダンプの通路を確保しようとする。その際、機動隊に押され77歳の女性が転倒し後頭部を道路に強打。救急車で運ばれ全治1か月の負傷を負った。桟橋に入ろうとしていたダンプ3台が引き返し、搬入作業は中止された。しかし、午後再び土砂搬入が始まった。午後5時過ぎまで土砂搬入は続いた。

 

(安和桟橋海上行動)
海保を分散させるため、大浦湾と安和の二手にわかれて抗議を展開。ゴムボート1艇、カヌー8艇で安和の浜辺から300m先の桟橋へ抗議に出る。11時ごろ抗議者が負傷したため数時間作業は止まったが、午後再び再開された。カヌーチームは出航しようとする運搬船のアンカーロープにしがみつき数十分出航を遅らせた。

(その他)
米ホワイトハウスへの請願署名呼びかけたハワイ在住の県系四世のロバート梶原さんが19日夜、到着した関西空港で約110分にわたり質問攻めに遭い足止めされた。梶原さんは「年に何回も来日し長期滞在している。こんなことは初めてで嫌がらせとしか思えない」と強調。入国審査の担当者は来日の目的や参加するイベント内容について尋ね、「デモをするのか」「辺野古へ行くのか」など大量の質問を繰り返したという。

Leave a comment

メールアドレスが公開されることはありません。