(ゲート前)
朝9時、わずか16人で座り込み。機動隊にあっけなく排除され、ダンプやミキサー車103台が基地内に入った。午後にも12時半に93台、3時半に102台の計298台が資材を搬入した。
(大浦湾海上行動)
抗議船1隻、カヌー7艇で海上行動。K8護岸近くで半日抗議を続けた。午後は天候不順のため中止した。
(琉球セメント安和桟橋前)
水曜日行動。衆議員沖縄補欠選挙で屋良朝博さんが当選した後の初の行動日とあって、110人以上の市民が集まった。選挙でまたも埋め立て反対の民意が明確に示されたにもかかわらず土砂搬入を続ける安倍政権に対し、「沖縄を馬鹿にするな」「民主主義を守れ」などの声が口々に上がった。バナナやぜんざいなどの差し入れもあり、なごやかな雰囲気に包まれた反面、デモ行進する列にスピードを落とさず向かってくるダンプに、市民が取り囲んで激しく非難する場面もあった。
ダンプ507台が土砂を搬入し、運搬船2隻が大浦湾に向かい出港した。われわれの調べによると、昨年12月から今月24日までに10㌧ダンプで3万6328台が土砂を搬入し、運搬船で大浦湾に運ばれ、辺野古の海に投入された。
(その他)
沖縄防衛局が本部町から使用許可を得ていた塩川地区の港を土砂搬出のため25日から使用することを明らかにした。すでに使用している琉球セメントの安和桟橋と併せ2カ所からの土砂運搬を進めることになり、埋め立ては一気に加速化される見通しだ。塩川区の港は昨年9月の台風で破損していたが、3月に修復が完了していた。安和桟橋前で一報を聞いた沖縄平和運動センターの山城博治議長は「衆議員補欠選挙で新基地に反対する候補が当選してわずか3日。唖然としている」と憤まんやるかたないようす。