5月30日(木)ゲート前 90人で抗議 / アジサシ営巣防止に網設置

(ゲート前)
少しずつだが、座り込む人が多くなってきたようだ。国政では野党が7月の参議院選挙の1人区で統一候補を決定し、安倍政権を打倒するための気運が高まっている。選挙戦では辺野古新基地問題は憲法問題などとならび、重要な争点となる見込みだ。5年前には国政選挙の俎上にも上らなかった基地問題が今や与野党間の大きなテーマとなっている。そんな雰囲気が本土にも広がったのか、辺野古を訪れる人が目に見えて増えてきた。この日は朝から40人余りが座り込んで抗議の意志を示した。最多時には90人にもなった。歩道でプラカードを掲げ、ダンプに向かい思い思いに抗議している人が目立つ。
真夏のような日差しのもと、歌を歌い、シュプレヒコールを繰り返し、3回座り込んだ。
ミキサー車やダンプカー、計224台が資材を基地内に搬入した。
 

 

(大浦湾海上行動)
風が強い日。抗議船2隻、カヌー4艇で海に出る。埋め立て区域2、2-1ともに土砂投入が続けられていた。区域2の中にある岩礁「シュワブ岩」に網がかけられているのを確認。防衛局によると工事区域内にアジサシの営巣を防止するための措置だとのこと。
抗議船の船長は「以前はシュワブ岩でアジサシが繁殖していたが、工事が始まってからは見たことはない。卵を産ませないために網を設置するのは環境や生き物に配慮しない工事の本質を表している」と批判した。風がさらに強くなってきたため10時ごろに引き上げた。

(琉球セメント安和桟橋前)
終日、少人数で抗議。午後2時半までに489台のダンプが土砂を搬入した。

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