1月4日(月)土砂作業船20㌔流される / ゲート前 工事再開に約30人が抗議

暮れも押し詰まった30日、土砂搬出に用いられるスパッド台船と押船が流され、約20㌔先の恩納村の名嘉真海岸で座礁しているのが発見された。スパッド台船の長さは55m、押船は14mで、連結したまま流された。2隻は本部町の瀬底島の海域で停泊していたが、何らかの原因でアンカーが外れ漂流したものとみられる。船内に人は乗っていなかった。油漏れやサンゴへの損傷などは今のところ確認されていない。

 

(キャンプシュワブゲート前)

工事が再開された。正月気分が抜けきらない中、30人余りがテントに集まった。ゲート前に立ち並ぶ警備員がなぜか帝国警備からアルソックに変わった。警備員の中には、慣れぬ抗議行動の現場に戸惑う顔つきが多く見られた。無理もない話だ。日本中どこを探してもこんな警備を任されることはないだろう。いずれにしろ悪評高い帝国警備からアルソックに変わったことで、ゲート前での混乱が少しでも減ることを期待したい。

大型車両98台が基地内に入ったが、生コン車はなかった。

安和桟橋、塩川港ともに土砂搬出作業は行われなかった。

 

きょう現在までに搬出されたダンプの数と土砂量、全体との割合

これらの数値はあくまでもダンプの台数から推計した参考値です。

2018年12月から2020年12月末までのダンプの数は302,705台(全体との割合は3.746%)

  1月2日(土) 4日(月) 5日(火) 6 日(水) 7 日(木) 8日(金)
安和 0 0        
塩川 0 0        

 

現在までのダンプの総数 土砂量※① 体積に換算 ※② 全体との割合 ※③
302,705 台 1,513,525 t 756,763 3.746 %
※① ダンプ1台あたりの積載量を平均5トンとして計算
※② 土砂の比重を2と仮定し計算
※③ 計画されている全体の埋め立て土砂量(20,200,000㎥)に対する割合月

 

 

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