8月9日(木)翁長知事逝去から一夜明けて

(ゲート前)

昨晩、翁長知事が急逝。情報は瞬く間に伝わり、沖縄全土が悲しみに覆われた。

一夜あけ、ゲート前は喪服に身を包んだ人が目立った。いつもより圧倒的に多い約350人が集まった。資材搬入がないとわかり、作業用ゲート前でデモ行進。「翁長知事の意思を継いで、必ず新基地建設を止めよう」「翁長知事、ご苦労さん、ありがとう」のシュプレヒコールは灼熱の空気の中、大きく響き渡った。

午後4時からは名護市の北部国道事務所前で抗議集会。ゲート前の突然の道路設置物について説明を求め150人が声を上げた。先週の約束である回答を求め、所長との面会を粘り強く要求している。国道事務所であればこそ、なおさら沖縄防衛局に言いなりになって一般歩道を狭くしていいはずがない。

(海上行動)

抗議船2隻、カヌー17艇、総数35人が参加。昨晩の翁長知事死去のニュースを受け、全員が喪章をつけ、静かにプラカードを掲げ抗議を続けた。

護岸上面の整地ほか有刺鉄線らしきものを張る作業が確認された。海兵隊の水陸両用車約10艇が沖合を航行、揚陸艦に乗艦する訓練が見られた。