(ゲート前)
県民投票の結果を受け辺野古新基地建設反対の集会には勢いがある。3月第一週の土曜日、ゲート前で県民大行動が開催された。およそ1300人が集まり、各地の島ぐるみが横幕やのぼりを持ち寄りゲート前を飾った。オール沖縄の稲嶺進、高良鉄美(たからてつみ)の両共同代表や国会議員らがあいさつ。「県民投票で県民の意思は示された。政府は直ちに工事をやめるべきだ」「軟弱地盤で工事は必ず頓挫する。工期も工費も明らかにしない基地建設は絶対許されない」など政府への批判が相次いだ。午後からは
「障がい者辺野古のつどい」が開かれ、日ごろ参加しにくい車いす利用者などが新基地反対の意思を示した。耳が不自由な男性は「十人十色の意見があるが、沖縄の未来は少しずつ変わっていくと信じている。まずは自信をもって自分の意見を表したい」と話し、大きな拍手を浴びた。
(大浦湾海上行動)
初夏のような日差しのもと、抗議船3隻、カヌー8艇で抗議行動に出る。N4護岸での作業はなく、埋め立て区域へのダンプによる土砂投入のみが確認された。カヌーメンバーはマイクを使い、数百メートル先の作業員に向かい「ゆっくり仕事してくださいよ」と沖縄言葉で呼びかけた。
(琉球セメント安和桟橋前)
土砂搬入なし