3月13日(水)水曜日行動 土砂ダンプ搬入、半分以下

(ゲート前)
朝9時、十数人が座り込み。機動隊があっけなく排除し、ミキサー車やダンプが次々と基地内に入った。高里鈴代(たかざとすずよ)さんが十分間あまり、基地に向かい沖縄の歴史、新基地計画の経緯、それによってもたらされる危険性、沖縄の女性が置かれてきた状況などを切々と訴える。機動隊、防衛局職員、警備員…男ばかりが立ち並ぶゲート前に、女性ならではの優しく心に染み入るようなスピーチが流れた。彼らの心に届いたのだろうか。233台の車両が基地内に資材を搬入した。

 

(大浦湾海上行動)
ゴムボート1艇、カヌー11艇で抗議に出る。K8護岸の造成が急ピッチで進む。土砂を積み下ろす桟橋を増やし埋め立てを加速しようという狙いだが、K8護岸の先にはサンゴの群生が確認されている。専門家は、「海流を大きく変化させ大浦湾の生態系に致命的な影響を与える」と警告するが、防衛局は「まったく影響はない」として工事を強行している。詭弁というしかない。写真は8日撮影。

 

(琉球セメント安和桟橋前)
桟橋入り口前に約100人が集まって終日デモ行進。ダンプの数を通常の半分以下の226台に減らした。海上チームもカヌー12艇、ゴムボート1艇で参加。運搬船を取り囲んで出港を大幅に遅らせた。エメラルドグリーンでまぶしい海。「カヌーチーム、がんばれ」「私たちがついているぞ」など、陸から何度も声援が飛んだ。米国のジャーナリスト志望の学生やアイルランドの夫妻なども訪れ、国際色豊かな一日だった。

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