(ゲート前)
午前午後3回にわたり計258台の車両が資材を基地内に搬入した。50人余りで終日抗議行動を続けた。
(大浦湾海上行動)
抗議船3隻、カヌー8艇で抗議行動に出る。午前中はK9護岸に入る運搬船の阻止、午後はK8護岸造成への抗議行動を続けた。カヌー5艇がフロートを越え現場に向かおうとするが海保に拘束された。写真は土砂満載のランプウェイ台船をけん引するタグボート。海保に守られてK9護岸に接岸する。
(琉球セメント安和桟橋前)
本部塩川区の港の使用許可が下りたことで、この日から土砂の積み込みが始まると朝
7時から数十人が抗議行動に集まるが、動きは全くなし。急きょ安和桟橋に移動し、終日抗議行動を続ける。ダンプ574台が土砂を搬入。運搬船2隻が出港した。
(その他)
沖縄県は3月29日、埋め立てに使用する土砂の性状に疑義があるとして、沖縄防衛局に説明を求める行政指導と性状確認の「立ち入り調査」を求めた。1月24日に続き今回が2回目。沖縄防衛局は2014年12月、仲井真(なかいま)元県知事との間で埋め立てに使う土砂の「細粒分」の割合を「10%前後」として埋め立て承認を得ていた。自然への影響に配慮し県と交わした約束であった。しかし実際は「40%以下」で防衛局が発注していることが判明。沖縄県は疑義が晴れないとして4月11日までに回答するよう防衛局に通告した。