6月11日(火)英・仏留学生8人が座り込み / K8護岸で土砂陸揚げ始まる

(ゲート前)
K8護岸からの土砂陸揚げが始まるという情報を受け、小雨降る中、多くの人がゲート前に集まった。京都大学で学ぶ英国、フランスの留学生8人も朝一番に訪れ、抗議に加わった。ほかの人と同じように座り込んで機動隊に2回排除された。この日の指揮者、大城悟さんは「護岸を陸揚げの桟橋として使うのは工事計画書にはない。県の指導を無視してやりたい放題だ。許しがたい蛮行だ」と怒りを露わにした。3回にわたって151台の車両が資材を搬入した。

 

(大浦湾海上行動
昨日に続き天候不順のためK8護岸からの土砂陸揚げが中止されると思いきや、やや天候が回復した午後0時40分から陸揚げ作業が始まった。急きょ海に出た抗議船とカヌーのメンバー15人はフロートの外側から激しく抗議を続けた、2人が海に飛び込み、泳いでフロートを越えて抗議した。台船から土砂を積んだダンプ約20台が埋め立て区域までを何度も往復した。抗議船の仲本興真船長は「法治国家と言いながら安倍政権は法を無視して基地を押し付けている。断じて許せない」と憤った。

 

(琉球セメント安和桟橋前)
採石場からの土砂搬入と構内にある土砂の積み込みで、ダンプ619台分の土砂が運搬船に積み込まれた。3隻が大浦湾に向け出港した。

(その他)
玉城デニー沖縄県知事は11日、辺野古新基地問題を全国に訴えるキャラバンを開始した。県民投票や国政選挙で新基地反対の民意が明らかになっているにもかかわらず、工事が強行されている問題を考えてもらおうと県知事自らが全国を回る計画だ。第1弾は東京麹町の会館で約200人の聴衆を集めて行われた。

Leave a comment

メールアドレスが公開されることはありません。