7月12日(金)東京の劇団がテント村激励に / 安和、塩川で土砂搬入

(ゲート前)
東京の劇団や著名なオーケストラの有志たちがテント村を訪れ、座り込む市民を激励した。小雨降る中、福島と沖縄をテーマにした芝居や歌を披露、大きな喝さいを得た。その後、演奏しながらゲート周辺をねり歩いたり、座り込みにも加わった。劇団で演出を担う翠羅臼(すいらうす)さんは、問題山積する建設工事に「新基地建設は技術的にも法律的にも無理だ」と訴えた。3回にわたり生コン車など104台が資材を搬入した。

 

(大浦湾海上行動)
抗議船1隻、カヌー5艇で抗議に出た。安和桟橋から海上輸送された土砂がK8、K9 護岸の2カ所から陸揚げされ、ダンプで次々と埋め立て区域へ運ばれ投入された。天候不良のため午前中のみの海上行動となった。

 

(琉球セメント安和桟橋前)
約30人が終日桟橋の入り口前をデモ行進しながらダンプに向かい抗議した。10時ごろから猛暑となり、交代で休みながらも抗議を続けた。「あんみつ」の差し入れがあり、冷たく甘い果物に疲れを癒した。11時ごろ、塩川でも作業が始まったという情報が入り、急きょ8人が応援に向かった。

 

(本部町塩川桟橋)
11時ごろから民間警備員が立ち並び、土砂の搬入が始まった。機動隊員は10人足らずで市民排除もままならず、ダンプが列をなして長い間動けない状況が続いた。キャンプシュワブゲート前、安和、塩川と3カ所で作業が実施されれば、抗議する市民も分散されるが、対峙する機動隊も3つに分かれどこも少人数になる。沖縄の機動隊にとっても無理が生じるというものだ。いつかまた本土の機動隊に応援を頼むのだろうか。猛暑に包まれる沖縄の闘いは、我慢と根気くらべの闘いでもある。負けるわけにはいかない。夕方までに174台が土砂を運び入れた。

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