11月13日(月)安倍政権「桜を見る会」で窮地 / 安和桟橋での土砂搬出 「目的外」使用か

安倍首相が窮地に追い込まれている。毎年4月に行われる首相主催の「桜を見る会」に山口県の自らの後援会員を800人以上招待し、公金で飲食させたという疑いが国会で明らかとなった。記録が残る2014年以降だけ見ても安倍晋三後援会の恒例行事になっており、そのため支出も年々急増し、計上された当初予算の3倍に膨れ上がっている。公職選挙法違反の疑いが濃厚だ。
安倍政権の腐敗ぶりは後を絶たない。こんな時こそ、それぞれの「現場」で安倍政権の国民無視の姿勢に対し批判を強めていくことが大事だ。「安倍政権の終わりの始まり」を加速させるために。

(ゲート前)
気温27℃。相変わらず汗ばむ日差しの下、30人余りで座り込んだ。9時に生コン車数十台、12時、3時には生コン車に加え資材を積んだ大型車両がやってくるというのが最近のパターンだ。機動隊員にごぼう抜きされ車両が入った後も何度もデモ行進しシュプレヒコールを繰り返した。合計215台が資材を搬入した。、

(琉球セメント安和桟橋前)
採石場からの土砂搬入と桟橋構内の土砂を運搬船に積み込む作業が続いた。30人余りが桟橋の入口と出口に分かれ、ダンプに向かい抗議。GoGoドライブのメンバーも加わり、ダンプの回転を大幅に遅らせた。海上ではカヌー10艇が運搬船にまつわりつき、出港を1時間余り遅らせた。この日、運搬船3隻が大浦湾に向け出港した。

 

(本部塩川桟橋前)
朝7時半ごろから十数人で土砂搬入するダンプを阻止する行動を展開。この時間にいる警察官は本部署の2人だけ。安和から応援の機動隊が来るまでは1時間近く作業を止めることができる。30人もいれば、機動隊は大挙して来ざる得ない。そうなれば安和が手薄になる。機動隊と抗議する市民の駆け引きが続く。この日、408台が土砂を運び込んだ。

 

(その他)
安和桟橋を土砂搬出に使うことは、沖縄県が出した使用許可の「目的外」であること13日、わかった。土木専門家の北上田毅(きたうえだつよし)さんが入手した許可書で明らかとなったもの。許可書に記載されている施設使用の目的には、セメントや石炭の出荷、荷揚げが書かれてあるが、土砂の記載はい。今後、県議会を通じ沖縄防衛局への追及が始まりそうだ。

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