12月4日(水)海上大行動にカヌー66艇、抗議船5隻が参加 防衛局、作業を断念

土砂投入からおよそ1年。土砂搬出先である琉球セメントの安和桟橋では3日、カヌーチームによる海上大行動が行われた。カヌー66艇、ゴムボート2艇、抗議船5隻が結集、陸にも約150人が応援に駆け付け、双方から声を掛け合い、「基地建設断念までがんばろう」と誓い合った。オール沖縄会議の稲嶺進共同代表は、「ひとりひとりがさらに連帯の輪を広げることで、きっと勝利をつかむことができる」と挨拶。
この日、桟橋には運搬船の姿はなく、大行動を事前に察知した沖縄防衛局は運搬船の運航は無理と判断し、作業を中止した。本土から参加したカヌーメンバーのひとりは「作業がなく肩透かしを食らったが、理由は何であれ埋め立てが進まないのはいいこと。不戦勝でも大勝利だ」と声を弾ませた。

 

(キャンプシュワブ・ゲート前)
女性がマイクを持つとムードがガラッと変わる。この日も前日に続き、宜野湾(ぎのわん)から来た女性が「うちなーぐち(沖縄言葉)」で機動隊員に向かって切々と訴えた。男の荒っぽい非難と違い、生活
と命を育む女性の語りかけはじーんと心にしみてくる。隊員たちもしんみりとした顔つきで聞いていた。宮城県と福島県の生活協同組合員35人も加わり、午後3時になっても約80人で抗議の声を上げた。197台が資材を搬入した。

 

(琉球セメント安和桟橋前)
運搬船への積み込みはないものの、桟橋構内に積み置きするダンプが次々と土砂を運んできた。土砂の高さはすでに10ⅿ近くに達している。大雨が降れば赤土が海に流失する恐れがあることから、市民団体は沖縄県にブルーシートを被せるよう防衛局に指導することを求めているが、いまだその指導はなされていないようだ。カヌーチーム9艇は運搬船がいつ来るのかと海上で警戒を続けた。ダンプ411台が土砂を構内に運び入れた。塩川桟橋での作業はなかった。


      

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