1月8日(水)「辺野古の海守ろう」坂本龍一さん、署名呼び掛け / 辺野古側埋め立て、すでに3割近くに

先週3日、大浦湾を視察した音楽家、坂本龍一さんがフェイスブックで「新基地建設の停止」を求める署名を世界に呼びかけた。国際的に名の知られる音楽家だけに情報はSNSで一気に拡散され、それまで5000に満たなかった署名は、7日午後9時までに1万5000を超える約3倍に達した。
署名は米国の環境NGO「ミッションブルー」が、大浦湾を世界の重要海域「ホープスポット」に認定したことを受け、日本自然保護協会が昨年10月に始めたもの。坂本さんは同協会のサイトをフェイスブックでシェアし、英語と日本語で「署名しよう」と書き込んだ。一昨年のロバート梶原さんの署名同様、
英語圏にも辺野古新基地問題が伝わり、国際的な関心が高まることを大いに期待したい。

→署名サイト(英語)
署名サイト(日本語)

坂本龍一ツイッター https://twitter.com/ryuichisakamoto

 

(キャンプシュワブ・ゲート前)
約60人がゲート前に座り込み、終日抗議を続けた。昨年夏ごろから資材搬入の車両の数は半分ほどに減っている。大浦湾側の地盤改良工事の方針が定まらないため、辺野古側の浅瀬の海をゆっくり埋め立て、工事が日々順調に進んでいることを国民に示したいだけではないかと推測される。それでもじわじわと毎日、海が殺されているのは確かだ。ドローン規制法により埋め立て状況を上空から監視するのは難しくなったが、区域2と2-1はすでに3割近く土砂で埋められた。
3回にわたり172台が資材を搬入した。

 

(琉球セメント安和桟橋前)

南部しまぐるみのメンバー約30人が朝9時ごろから駆け付け、歌を歌いながら抗議行動を展開した。ダンプの運行を遅らせようと午前中、ゲート前に立ち続けた。午後は4人に減ったが、作業が終了する5時過ぎまで抗議を続けた。576台が土砂搬入、運搬船3隻が大浦湾に向け出港した。

 

 

(本部町塩川桟橋)
波が高いため運搬船着岸できず、作業はなし。

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