8月17日(金)土砂埋め立て開始日だが動きなし

(ゲート前)
本来ならきょうが土砂埋め立ての開始日。しかし翁長知事の死去で情勢は激変、埋め立て開始は知事選に不利とみてか工事の動きまったくなし。8時半から220人がゲート前に集まり、亡くなった翁長知事に感謝の念を表すとともに、その遺志を引き継いで必ず基地建設は阻止しようと気勢を上げた。11時半には400人を越え、工事用ゲートからメインゲートまで抗議のデモをした。午後1時からは辺野古の浜に移動。海で抗議行動を続けるカヌーメンバーを激励する集会。450人が集まった。国会議員や近く選挙がある地元名護市の市会議員があいさつ。「翁長知事は放射線治療で頭髪がない頭を堂々とさらけ出し、撤回表明をした。あの時、すでに死を覚悟していたのではないか」「彼の遺志を引き継ぎ、必ず新基地建設を止めよう」などの発言が続いた。夕方6時半には県庁前で「早期撤回を求める集会」が行われ、多くの人が参加した。

 

(海上抗議行動)
政府が発表の埋め立て開始日とあって、抗議船にもカヌーにも多くの人が参加した。抗議船5隻には本土からのメディア25人ほか30人余が乗船、カヌーも48艇が海に出た。総勢120人余。護岸に近づくが、工事をする作業員の姿はなし。