3月5日(火)K8護岸で汚濁防止膜の設置作業

(ゲート前)
県民投票で72%の人が辺野古新基地ノーの意思を示したにもかかわらず、安倍政権は何事もなかったかのように工事を続行している。ゲート前で叫ぶ人たちの声も怒りに満ち、「差別」「独裁」という言葉が当たり前のように叫ばれるようになった。県民投票に法的拘束力はないものの、地方自治を重視するなら工事を一旦中止し、県と話し合うのが「最低限の民主主義」ではないのか。その姿勢すらこの政府はみせようとしない。
午前午後で計289台の車両が資材を搬入した。京都の大学に留学する英国人のFさんは現場を見て、「数人で抱え込んで強制的に排除する警察に驚いた。英国ではもうこんな状況はめったに起こらない。沖縄は本当に差別されていると実感した」と驚きの表情を見せていた。

 

(大浦湾海上行動)
新たに始まったK8護岸工事の阻止行動に抗議船2隻、カヌー5艇で海に出る。造成工事用の汚濁防止膜の設置作業が行われていた。投げ込む土砂の汚れが海に流失するのを防ぐためだが、膜が海底まで届いていないため汚濁が外に漏れ出ている。「環境に配慮している」と見せつける形だけのものだ。波が高くなってきたため、抗議行動は午前のみで終了した。

 

(琉球セメント安和桟橋前)
ダンプが終日稼働し、450台以上が土砂を搬入した。

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