(ゲート前)
気温28℃で真夏日のような一日。昨日のリベンジ?のような心境なのか、機動隊員の顔つきに気負いが滲んでいる。それにしてもこの日差しに長袖のユニフォーム、さぞ暑かろうにと、同情したくもなる。
30人あまりが座り込んだが、20分あまりで強制排除された。午前午後3回にわたり計292台の車両が資材を搬入した。K8護岸造成の資材や先月ドローン撮影で明らかになった弾薬庫改築のために資材などと思われる。
(大浦湾海上行動)
抗議船2隻、カヌー8艇で抗議に出る。K8護岸の消波ブロック(波の衝撃を減少させるブロック)の設置を確認。埋め立て区域②-1と②で土砂投入も行われていた。平島(ひらしま)にアジサシが舞っていた。
(本部港塩川地区抗議行動)
朝7時、塩川の桟橋で土砂搬入が始まったという情報が入り、急きょ30人あまりが抗議に向かった。先月に続いて2回目だが、大浦湾のK8護岸が完成しない限りここの桟橋を使う緊急性はない。月ごとに許可申請を本部町(もとぶちょう)に提出している関係上、1日でも使用したというアリバイ作りのための作業とみられる。機動隊や防衛局職員が警備しているが、強引に市民を排除する気配はない。アリバイ作りが目的だから、必死さはみじんも感じられない。それでも181台のダンプが土砂を台船に運び込んだ。全港湾(港湾労働者の組合)の組合員が「港を防衛局が占拠して使用するのは違法ではないか」としつこく追及したところ、作業は午前中で終了した。K8護岸が完成する7月にも、本格的にこの桟橋が土砂積み出し港として使われるはずだ。