5月29日(水)ゲート前 266台 / 安和 406台が搬入

(ゲート前)
安和での集中行動のためゲート前の座り込み参加者はわずか21人。それでも排除に出てきた機動隊を前に足腰に力を込め、こぶしを握り締め、抗議の声を出し続けて抵抗した。わずか10分ほどで排除されたが、拘束を解除された後もデモ行進を繰り返した。この日も初めてゲート前を訪れた人が、驚きの表情を隠せないままに道路の反対側から見入っていた。ネット右翼たちが拡散する「中国人ばかりの過激派集団」というレッテルが、ひと目でフェイクとわかるゲート前の状況だ。百聞は一見に如かず。とにかく現場に来て、どんな普通の人たちがどんな思いで抗議の声を上げ続けているのか、それを知ってほしいと願うばかりだ。3回にわけて車両266台が資材を搬入した。

 

(琉球セメント安和桟橋前)
週1回の水曜大行動日。県内各地から約80人が参加し、桟橋のゲート前で抗議行動を繰り広げた。昼休みを除く朝7時半から夕方5時過ぎまで、切れ間なくダンプによる土砂搬入が続く。水分を取りつつ、差し入れのバナナを頬張りつつ交替でデモ行進を続けた。東京の首相官邸前で「安倍やめろ」コールを続けている右田隆さんも駆け付け、替え歌で基地建設を強行する安倍首相を揶揄し、参加者の喝さいを浴びた。大浦湾からカヌーチーム13艇も合流。運搬船が土砂を積み終わるのを見計らって出港阻止行動を行った。大浦湾と違い、ここでは陸と海の抗議行動が互いに見ることができる。一体感が生まれ、頑張ろうという気力が湧き上がってくる。
ダンプ406台が土砂を搬入し、運搬船2隻が出港した。

 

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