2月18日(月)カヌーメンバー、繰り返し工事現場へ抗議に向かう

(ゲート前)
県民投票のスタンディング行動に行く人が多いせいか、ゲート前は県外の人が目立った。山梨県の大学生10人が座り込みの様子を見ていたが、そのうちひとりが機動隊の排除に立腹したのか、道路を渡ってきて突然座り込みに加わった。午前午後3回にわたり318台の車両が資材を搬入した。

 

(琉球セメント桟橋前)
参加者10人余りで終日抗議。564台のダンプが土砂を搬入、運搬船3隻が出航した。

 

(大浦湾海上行動)
抗議船2隻、カヌー11艇で抗議に繰り出す。オイルフェンス越えてN4護岸に迫るが、全員が拘束される。海保が海をわざと遠回りしカヌーメンバーを浜辺で解放するが、そのたびに1~2時間費やされる。午前午後で2回ずつ抗議に出るのがやっとだ。それでも声を発し、プラカードを掲げ、工事現場へ何度も向かう。この日もカヌー1艇が海保を振り切り、クレーン車に迫り作業を数十分止めた。

 

(その他)
大浦湾の軟弱地盤が防衛局の追加調査で最深90mにまで達していることがわかったが、軟弱地盤は大浦湾全体に広がっており、その面積は約57haにも及びことが明らかとなった。地盤改良工事には2つの工法が計画されているが、地盤工学の専門家は「国内では前例がない大規模な改良工事になる。地盤改良が可能かどうかも想像できない」と述べている。

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