2月21日(金)前代未聞の不当逮捕6人の勾留続く / ミスターゲート前 安和の左折ダンプやめさせる

19日に不当逮捕された6人(既報の5人を訂正)の警察署での勾留が続いている。案件からして48時間で釈放されるのが通常だが、警察は長期勾留をもくろんでいるようだ。高江の米軍北部訓練場に入ったという疑いだが、ここには境界を示すフェンスも看板もない。散歩中、間違って基地内に入ってしまっても犯罪となるのか。まして3か月以上も前の案件で、「事柄の性質上、これまで聞いたことがない逮捕劇。拘束する理由はない」(弁護士)と言われる。25日から始まる「連続5日大行動」への事前弾圧とみていい。
25日からの大行動は予定通り行われる。前日24日には参加する人たちとの交流会が現地名護市で開催される。不当逮捕への怒りも加わって、活気が沸きそうだ。

 

(キャンプシュワブゲート前)
約20人が午前午後3回座り込んでごぼう抜きされた。生コン車など187台が資材を基地内に運び込んだ。
動画は一昨日の第3木曜日集会のようす。

 

(琉球セメント安和桟橋前)
宮古島で自衛隊のミサイル基地建設に対し反対運動を続けているる山城博治さんが久しぶりに顔を出した。数か月前と違い、ダンプが道路の左右から入ってくる安和の状況に驚き、機動隊に激しく食って掛かった。「これ以上、左折ダンプを入れるなら、全員で座り込んででも抗議する」。圧倒された機動隊員5人は困惑し、桟橋構内に引っ込んだ。左折しようと待機していたダンプは次々と通り過ぎていった。さすがミスターゲート前!午後は左折ダンプはなくなった。しかしさて明日はどうなることやら。
桟橋は琉球セメントの本業である石炭船への積み込みで使えず、土砂の運搬船への 積み込みはなかった。構内の仮置き場に550台分の土砂が積み増しされた。

(本部町塩川港)
本部町の島ぐるみメンバー8人で構内を動き回り抗議を続ける。わずか8人で抗議していても、民間警備員約50人、警察官3人がわれわれの動きを厳しく監視している。これほど警備に人員を割いて進める公共事業がほかにあるだろうか。449台分の土砂が台船に積み込まれた。


きょう現在までに搬出されたダンプの数と土砂量、全体との割合

※専門家のアドバイスをもとに推計したもの
2018年12月から2019年12月末までのダンプの数は114,601台(全体との割合は1.68%)

15日(土) 17日(月) 18日(火) 19日(水) 20日(木) 21日(金)
安和 なし なし なし 926 354 なし
塩川 なし なし なし 366 369 449

 

現在までのダンプの総数 土砂量 ※① 体積に換算 ※② 全体との割合 ※③
143,415台 860,490t 430,245㎥ 2.087%
※① ダンプ1台あたりの積載量を平均6トンとして計算
※② 土砂の比重を2と仮定し計算
※③ 計画されている全体の埋め立て土砂量(20,620,000㎥)に対する割合

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