(キャンプシュワブゲート前)
約20人が朝8時半から座り込んだ。キャンプシュワブ内の米兵11人が新型コロナウィルスに感染したという昨日の報道を受け、基地内の感染拡大を懸念する声が相次いだ。在沖米軍から沖縄県に報告される情報が限られていることから「感染者は実はもっと多いのでは」「新基地工事を優先させ作業員の感染を隠しているのでは」などといった声も聞かれた。政府の支援キャンペーン「Go to トラベル」が開始されてから沖縄の感染者は漸増し、累計で3000人を超えた。人口比の感染率は全国一となっている。経済活動を支援する事業が、観光地沖縄の感染拡大を招く皮肉な状況となっている。
3回にわたり生コン車など194台が資材を搬入した。
(琉球セメント安和桟橋前)
沖縄平和市民連絡会がバス2台を連ねてやってきた。総勢25人。桟橋の入口で「新基地反対」「海を壊すな」など声を上げながらデモ行進した。これだけの人数がいると機動隊もすぐには排除できず、信号が変わるたびにダンプ1台入るのがやっととなった。海ではカヌー9艇が運搬船に張り付いて、2隻の出港をそれぞれ1時間半遅らせた。午後3時半、海保に拘束されたカヌーチームがようやく浜に戻ってきた。いつもより2時間以上、海上行動を続けたことになる。陸から平和市民連絡会のメンバーら30人余りが拍手と歓声で彼らを迎えた。
作業はいつもより3時間早い午後4時50分に終了。運搬船3隻に629台分の土砂が積み込まれた。
(本部町塩川港)
本部町島ぐるみメンバーら6人でダンプの前をゆっくり歩くなどして抗議。午後、波が高くなってきたせいか1時半に作業は終了。384台分の土砂が台船4隻に積み込まれた。
きょう現在までに搬出されたダンプの数と土砂量、全体との割合
これらの数値はあくまでもダンプの台数から推計した参考値です。
2018年12月から2019年12月末までのダンプの数は114,601台(全体との割合は1.39%)
24日(土) | 26日(月) | 27(火) | 28日(水) | 29日(木) | 30日(金) | |
安和 | 0 | 259 | 936 | 683 | 894 | 629 |
塩川 | 0 | 489 | 510 | 516 | 511 | 384 |
現在までのダンプの総数 | 土砂量※① | 体積に換算 ※② | 全体との割合 ※③ |
270,674台 | 1,353,370t | 676,685㎥ | 3.350 % |